R.E.A vol.23をご覧になった皆様、今回の表紙はいかがでしたか?
踊るピエロと大きな影。
切り込むハサミ、舞う紙幣。
何だこれは?と思った方もいらっしゃるでしょう。
vol.22に引き続き、今回も表紙には世相を反映させています。2018年は「偽装」と「圧力」が、さまざまな形で表面化した年でした。
スポーツ界のパワハラ問題。
政治・経済では粉飾や公文書の改ざん。
不動産界でも、地面師事件や不正融資、豊洲市場の移転と土壌汚染隠ぺい問題など、さまざまな出来事がありました。
これらを踏まえ、
新旧市場をイメージした臨海部と都市
国内外に大きな影響を与えた日輪の大手メーカー
飛んで行くお金
素顔を偽るものたち
それを操る大きな力
を形にしてみました。これが絵解きの答えです。
そして、ここには
ピエロたちが糸を切り、自らの道を歩めるように。
道の先に光が差すように。
2019年は青空が広がりますように。
という願いも込めました。
皆様の2019年がよい年でありますことを願っております。